おはこんばんちわ、はじ丸(@hajimaru2017)です。
平日の早朝から、YouTubeチャンネルの動画で使うテロップ用&ブログ用テキストを仕上げようと車の中に籠もっています。
非常時対策としてのキャンピングカー
緊急事態宣言が延長され、医療従事者の皆さんのご苦労を思うと、自宅で過ごすことができインフラも整っている現在のこの状況は本当の非常時と言えるのでしょうか。
件の大震災然り、自宅が倒壊し水も電気もない劣悪な環境下で、避難生活を余儀なくされた被災者の皆さんのことを鑑みると、今の事態を非常時というのが憚れる気がします。
現にキャンピングカーを所有している私が、この非常事態宣言下に何をしているかというと、車の中で休日をいかに楽しむかという…
実に呑気極まりなく、お気楽に過ごしているわけです。
現在、キャンピングカーの購入を検討される方が過去にないペースで増えているそうです。
人気の車種になると新車の場合、納車まで2〜3年もかかると聞きます。
それはつまり「非常時対策」としてのニーズの高まりなのでしょう。
キャンピングカーでなくても対処はできる
実際キャンピングカーに乗ってみてわかったことがあります。
たしかに、非常時に着替えたり体を拭いたりするプライベート空間としての役割は大きいと思いますし、幼子やペットがいるご家庭などは周囲に対する気遣いを考えると、車内で過ごせると少しはストレスが軽減されます。
足を伸ばして就寝できるスペースがあるというのも大きな特徴でしょう。
でも、ただそれだけなんです。
そんなことはない、サブバッテリーや冷蔵庫、トイレやシンク、シャワー、電子レンジ、家庭用エアコンなど、役立つものがたくさんあるじゃない・・・
そう思われるかも知れませんが、ここからはこれはあくまでも私見ということで…
- サブバッテリーはポータブルバッテリーで代用が効きます。
- 冷蔵庫・・・非常時に冷蔵保存が必要な食材がどれだけ手に入るか疑問です。
- トイレは携帯トイレ、ポータブルトイレで代用できます。
- シンクとシャワーは・・・そもそも非常時にそれだけの水の確保ができるでしょうか。
- 電子レンジや家庭用エアコン然り、通常は外部電源が確保できなければ少しの時間しか使えません。(特殊装備の車種を除く)
つまり、先に述べたプライベート空間としての役割等を除けば、キャンピングカーでなくても対処は可能なのです。
もし電源確保を重点に考えるとすれば、電気自動車やハイブリッド車も十分選択肢に入ってきます。(長期に渡り座席で寝る場合、エコノミー症候群が怖いですが)
優先すべきは装備より居住性
もしあなたが、非常時対策としてキャンピングカーの購入を考えておられるのであれば、優先すべきは装備よりも居住性を重視するべきです。
いよいよ本格的に検討しだすと、あれもこれもと欲しい物だらけになってしまうのです。(経験者は語る)
装備はグッズでカバーできる
非常時用としても考えていた私たち夫婦が、キャンピングカー購入の条件として挙げていたのは
- 車内で余裕で立てること(身長は私が170cm、妻が160cmほどです)
- 常設ベッドがついていること
- 大人2人大型犬2匹が余裕で過ごせる居住スペース。
この3つでした。
中古車での購入だったので、前オーナーさんがつけていた装備がそのままでそこそこの装備にはなっていますが、多くの装備はなくてもなんとかなります。
いろいろ付いていれば助かるのは事実ですが。
前車(日産キャラバンNV350)に乗っていた時に使っていたので、ポータブルバッテリーは2台持っています。
調理器具はカセットコンロがあります。
冷蔵庫代りにはクーラーボックスで事足りていました。
今の車を買ってから、非常時用にポータブルトイレだけは買いましたが・・・
まとめ
キャンピングカーに求める条件は、家族構成や使い方によって人それぞれだと思いますが、非常時対策として考える場合は、装備よりもより良い居住性を重視した方が、いざという時に役立つはずです。
キャンピングカーは高い買い物です。
後悔のない、素晴らしいご縁が見つかりますように。
今日も最後までご覧いただきありがとうございました。
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はじ丸