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Vol.5〜犬にとって本当の幸せとは何か

愛犬と幸せ家族になる方法
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この記事を書いた人

キャンピングカーで年間100泊以上愛犬と旅をしています / 「愛犬と幸せ家族になる方法〜PHP文庫」著者 / 大学・通信教育系企業でペットビジネス関連講座を担当 / ドッグサロン、トリミングスクール経営 / Voicy「キャンらじ〜穏やかに生きる」パーソナリティ / YouTubeチャンネル「キャンピングカーのある暮らし」配信中

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はじ丸(@hajimaru2017)です。

この記事は前記事「Vol.4〜初めての犬との暮らしで最初にしなくてはいけないこと」の続きになります。
まだご覧になられていない場合はまずそちらからお読み下さい。↓

https://shatyuhaku.love/recommended-dog-breed/



家族だけど犬は犬

愛犬との暮らしが始まりました。
大切なことは人と犬が共生し、お互いが幸せになること。
飼い主さんだけが幸せを感じていると、思わぬ結果を招くことがあります。

愛犬の幸せってなんでしょう。
食べることも遊ぶことももちろん嬉しい事柄ですが、何より家族(犬にとっては群れ)の中でリーダーに寄り添いながら安心して過ごせることが1番の幸せなのです。

そのためには、飼い主さんが犬の習性を勉強し愛犬と正しく接することがとても重要です。
犬はあくまでもイヌ科のイヌ属に分類される哺乳類で、人間とはまったくちがう習性を持っています。

犬の本当の幸せを考えてみる

犬は犬扱いされる方が嬉しいのです。
犬扱いというと語弊がありますが、これは真実なのであえてそう書きます。
18年間の経験でつかんだ一番の収穫といってもいいかも知れません。

家族として迎え入れることと、人間扱いをすることは違います。
愛することと甘やかすことがちがうのとニュアンスは似ています。

たとえば犬のおしゃれ

今はいろいろとすごいグッズが出ていますよね。
ブランド物のリードや首輪。
Tシャツはもちろん、キャミソールからフリフリのワンピース、
はたまたドレスにサングラスにネックレス、ティアラまである。
価格も下は数百円から上は数万円。
もうビックリです。

でも愛犬にブランドの服を着せて嬉しいのは犬でなく飼い主さん。
総額数万円のおしゃれをして出かけるのも、嬉しいのは飼い主さん。
「そんなことないわ、うちの子はこの服を着せるとものすっごーく喜ぶんだから!」 と思われる方も多いと思います。

はっきり言います。
「わーい。今日はこの服着ていくの? わーい、嬉しいなぁ、わーい」という犬はこの世にいません。
もし服を着せるときに愛犬が大喜びしているなら、それはただ「服を着る=お出かけ」と学習した結果です。

寒さ対策で服を着せるのは必要ですし、皮膚病の場合は保護のために必要な場合もあります。
レインコートなど用途や機能的に助かるものなどもそうです。
つまり愛犬の洒落を否定しているわけではありません。

ただほとんどの場合、愛犬のおしゃれは飼い主さんの幸福感のためです。
犬が感じる幸せと高級ブランド服は全く関係ありません。
だから飼い主さんが幸せを感じるのと同様に、愛犬にも幸せを感じてもらわないといけません。

ハウスは罰じゃない

クレートやサークルに入れるのを可哀想とおっしゃる方が意外と多いのも、ある意味での擬人化、人間としての感覚です。
あんな狭いところに入れるなんてかわいそう……。
これは飼い主さんの勘違いで、基本的に犬は狭いところが好きです。(虐待に近い形で長い間閉じ込められたりしていた犬たちは別)

ケージやクレートなどを使ったハウスレッスンはすべてのしつけの基礎になります。
その大事な部分を人間の感覚で考えてしまうと、正しいしつけもできず、結局あとになって困るのは飼い主さんになります。



擬人化せず、犬は犬として接することが大事

「うちの子、自分のことを人間だと思っているんです」というのを聞いたことはありませんか?
それは勘違いです。
その子は自分を人間だと思っているのではなく、飼い主さんを犬だと思っています。
それもその場合のほとんどが、自分より地位が下の犬だと思っていることが多い。
きつい言い方かも知れませんがほとんどの場合そうです。

人間の子供の場合、いつまでも子供扱いしているから子供なだけで、特に最近よく見かけるものすごく大人びた子供たち。
あのすごく大人な子供たちの親御さんや周りの大人たちは、その子を一人前の人間として接しています。
いつまでも子供扱いするのはダメで、人間として認めてあげるところは認めてあげる。
これがとても大事なことなのだとか。

つまり、犬の場合も擬人化するのではなくその習性を知り犬は犬として接する。
それが大事なのです。

犬に抱く偶像化に似た感覚の勘違い

”擬人化の最たるもの”と感じるのは、テレビなどで一時よくやっていた犬の気持ちを霊視する番組。
かの国の動物と会話ができる女性が出てきて、愛犬の気持ちを代弁するという企画です。

愛犬家の方ならご覧になられたことのある方も多いのではないでしょうか。
それはもう実に理路整然とした内容で飼い主さんに感謝を述べたり、遺言を残したりします。
それを信じるかどうかは見た人それぞれの主観でしょうから何も言うつもりはありません。

ただ番組の演出があまりにも犬を擬人化し過ぎの過剰演出っぽくて、犬の習性を知っている人であれば、いやいやいや、それはないやろーとツッコミどころ満載。
私も番組を見ながら「あり得へん。んなアホな、うそや、うそや……」と、ブツブツ言いながら見ていました。
と言いつつ、ほぼ毎回泣いていたけど。

双方が幸せになるためのメリハリ

ペットを擬人化して楽しいのは人間だけで、ペットの側にしてみれば迷惑千万なことが多いのです。
ところが犬たちとの出会いは、人間が持つ親心や母性本能などを大いに刺激するようで、頭では理解していてもついつい人間扱いしてしまいます。
こんなこと偉そうに書いている私だってあります。
かわいい服も買ってます。

大事なのはメリハリなのです。
人間も楽しませてもらって、その代わり犬たちが犬として目一杯楽しめる時間もいっぱい共有してあげる。
ギブアンドテイクです。
犬たちにとって本当に楽しいことを一緒に楽しむ時間をたくさん作ることが大切です。



最後に

このブログこのカテゴリーでは、これからあなたが良きリーダーになるための具体的な方法、正しい愛犬との接し方について書いていきますので、どうぞ犬の習性を正しく理解してあげてください。

もう一度言います。
どちらか一方が満足しているだけではいい関係は築けませんし長続きもしません。
そこは夫婦と一緒。
うちの妻も大いにうなずくことでしょう。

次のVol.6では犬の多頭飼いの是非と、必ず検討すべき去勢と避妊について詳しく書いています。

Vol.6〜犬の多頭飼いの現実と去勢避妊について

Vol.6〜犬の多頭飼いの現実と去勢避妊について
我が家にはもともと4匹の愛犬がいました。 その愛犬も今は2匹。 愛犬が逝った後のペットロスを意識して多頭飼いをしていたわけではありませんが結果として、そのおかげでペットロスを乗り越えられていると言えます。 残った犬たちの「無償の愛」に救われるのです。 でも初めからペットロス対策で多頭飼いをするというのも少しちがう気がします。 ペットロス回避のため、自分のために多頭飼いを考える。 なんだか動機が自分勝手なような。 でも現実として私たち夫婦は残っている今の子たちに助けられたのです。難しいところです。 多頭飼いを考えてみます。 犬は元々群れで生活する習性をもっている生き物ですから、複数を飼うこと自体

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はじ丸