はじ丸(@hajimaru2017)です。
この記事はこんな皆さんのお役に立てるように書いています。↓
- キャンピングカーの購入を検討中の方
- 新車か中古車で迷っている方
- 車種を選べず迷っている方
- おすすめの装備について知りたい方
- なかなか決断できない方(背中を押してほしい方)
今のキャンピングカーブームはいつまで続くのでしょう。
価格の高騰ぶりにはただただ驚くばかりです。
新車はとてもじゃないけど手が出ない。
だから中古車をせっせと探すわけですが中古でも価格が高騰していて、私のような庶民にとってキャンピングカーの購入は大きな決断です。
大袈裟でなく清水の舞台から飛び降りるくらいの心持ちでエイやっと決めなければ、なかなか買えません。
だからこそ失敗したくないですよね。
でも買ってから後悔する人が多いのも事実です。
実は私もその一人でした。
そして、中古のバンコン(カトーモーターDD)から中古のキャブコン(バンテックコルドリーブス)に買い替えて半年が経ちます。
当たりハズレがあるのが中古車ですが、私は今の車に買い換えてよかったと思えています。
正直言うと
前の中古バンコンはハズレ…
車種ではなく中古車としてのハズレです。
この記事では、連続2台中古車を購入し今の車に買い換えて半年が経ってわかった、中古キャンピングカーを選ぶポイントをご紹介します。
少し長いですが、後悔する人が一人でもなくなればという思いの丈を心を込めて書いています。
もしも今、キャンピングカーの購入を検討されているならどうか最後まで読んでください。
できれば時間をかけて丁寧に。
乗り換えた理由は以前にも書いています。↓
中古キャンピングカーの選び方
VoicyでいただくコメントやTwitterのDMでも、購入を考えておられる方から中古車の是非についてご質問もいただきます。
新車にするか中古車にするかは、やはり皆さん悩みどころのようです。
キャンピングカーは新車でもトラブルはつきもの
キャンピングカーは新車でも色々な問題が起きがちです。
ましてや中古車となればなおさら。
私が前に乗っていた中古車はどんな問題が起きたかというと
- エントランス入り口のドアが完全に閉まらなくなった
- カーナビが3ヶ月で使えなくなった
- ダイニングテーブルがガタガタ揺れるようになった
パッと思い出したのはこの3つです。
特にストレスだったのはエントランス入り口のドアで、閉まらないから思いっきりバーンと閉めるわけですが、この音がうるさい。
それでいて完全に閉まらない。
何度か見てもらったのですが、ドアの交換以外方法がないと言われ諦めました。
ちなみにダイニングテーブルは取り外して使わず、ちゃぶ台を置いて使ってました。笑
こうやってガタがくるのは経年劣化ではなく、走行距離が長くなればなるほどその振動による負担が積み重なって起きるもので、走行距離と不具合は大いに関係があると感じています。
年式より走行距離を重視するべき
この中古DDの購入を決めたときの走行距離と価格などはこれです。↓
5年落ち、走行距離9万3千キロ、529万円。
購入後2年で1万キロほど乗りましたが、エンジンと足回りに問題はありませんでした。
今の車はたとえガソリン車でも、エンジン自体はそんなに気にしなくて大丈夫かと思います。
ディーゼル車ならなおのこと大丈夫です。
事故車でない限り足回りについても同様です。
ただ10万キロほど走っている車はやはり前述したようなドアや内装・装備などに不具合が出てきます。
なので、年式より走行距離を注視して下さい。
走行距離は5万キロ以内がおすすめです。
走行距離が少なければ、年式はそんなに気にする必要はありません。
ちなみに私が今乗っているコルドバンクスは、6年落ちで走行距離が2万3千キロでした。
今のところ不具合は出ていません。
実は走行距離が少ない中古キャンピングカーは多く出回っています。
これはキャンピングカーを買い替える人が意外と多いのと、買ったもののそんなに旅に出かけなかったという人も多いせいだと思われます。
マメに在庫をチェックしていると、そんなに走っていないけど年式が古いということで、コスパのいい掘り出し物が見つかります。
ご参考までに、私がいつもチェックしていたフジカーズジャパンさんの中古車在庫をチェックできるサイトを貼っておきます。↓
キャンピングカーブームで下取りは高い!でも要注意
私のようにキャンピングカーからキャンピングカーへの買い替えの場合。
現在のブームのおかげでキャンピングカーの下取り査定は驚くほどいいです。
その分
買値も高いけど……
車体価格529万円で買った前車の中古DD。
購入後2年乗ってプラス1万キロほど走りましたが、下取り査定額は買った価格とほぼ同額でした。
そのときのことはYouTubeで動画にしています。
これって驚異的ですよね。
今のキャブコンを買ったところと同じ店舗(フジカーズジャパン神戸西宮店)で下取りをお願いしたので、それも査定が良かった理由だと推測できます。
ただ、以前この話をVoicyで話した際に頂いたコメントで、複数の販売業者で査定をお願いした人が
査定額が100万円違った!?
という話を聞きました。
これにはびっくり。
ですのでもし下取りに出す車がある場合は必ず相見積もりを取るのが必須です。
要注意です。
購入する店は実績重視
前述のように私はフジカーズジャパン神戸西宮店さんで買いました。
そこで買うと決めた一番の理由は、店舗数と販売実績です。
上でご紹介したYouTube動画のコメントで、
何故かフジカーズさんて
車でも机でも肘ついて喋って
営業の態度が斜め上から目線なんですよ。
下取り価格はピカイチらしいですが…
と言うコメントがありました。
私の担当さんはとても親切でまったくそんなことはありませんでしたので、これにも当たり外れがあるかも知れません。
でもキャンピングカーの中古車販売店でフジカーズジャパンさんの店舗数と販売実績数は圧倒的なものがあります。
旅先で困った時でもその近くに支店があると言うのはとても安心です。
別に宣伝ではありません。
車種の選び方
例えば私がお世話になったフジカーズジャパン神戸西宮店には、常時数百台の展示車が並んでいます。
初めて行った時にその光景に圧倒されたのを覚えています。
ですのでどんな車が欲しいのか、特に車種のタイプは決めてから見に行く方がいいでしょう。
タイプ検討時のポイント
軽キャンかバンコンかキャブコンかトレーラーかそれとも…
まず最初の悩みどころです。
人数プラス収納量
人数もそうですが、やはり家族構成。
夫婦だけ、子供さんもいたらその年齢、犬がいたならその大きさなど。
移動中はいいとして、就寝時の問題です。
ここでも寝られる、ここも寝られる…
展示車を見ると広く見えますが、乗るのは家族だけではありません。
そこに荷物が乗ります。
人数分の着替え、布団、生活用品、食料。
キャンプもするならギアやグッズなど……
収納はどれだけあるかなど、ある程度荷物を積んだ様子を想定しながら、それでも快適に寝られるかを考えなければいけません。
現にうちの場合、バンクベッドはベッドではなく完全に収納になっています。
煩雑なので荷物はカバーで隠してますが。
収納スペースの確保は必須ですから、家族構成だけを考えて車の大きさを決めると後悔することになるかも知れません。
駐車場のサイズ
キャブコンが欲しいけど、自宅の駐車場に入らないからバンコンにしたという方も多いと思います。
キャブコンは2・5サイズ(幅2m長さ5m)のタイプが一般的です。(もっと大きいタイプもありますが)
長さだけでいうとハイエースのスーパーロングの方が長いのです。
2・5サイズはコインパーキングにも停められる大きさなのですが、問題は高さなんですよね。(コインパーキングでもゲートの高さによっては入れないところも多くあります)
あなたの自宅駐車場の長さ、幅、高さはどうでしょう。
これもクリアしなければならないポイントです。
普段使いするか旅専用か
これも駐車場問題でもありますが、街中の特に都市部では駐車場を探すのが意外と大変です。
普段の買い物でも、スーパーなどは立体駐車場になっているところも多いですし、ファーストフード等のドライブスルーもそう、高さ制限があるところはほぼ入れません。
結局ここでもネックになるのは高さなんですよね。
予算
これは言うまでもなく、キャンピングカーの購入は予算ありき。
現在のキャンピングカーブームで、中古車もずいぶん高くなっています。
それでも中古車は新車より安いです。(当たり前だけど)
新車に欲しい装備をオプションで追加していくと1000万円を超えるのが普通になってきました。
新車の価格の高騰ぶりには驚くばかりです。
維持費の予算も考えておかなければいけません。
燃費を考慮した燃料代、車検費用、保険代、駐車場を借りるなら駐車場代など。
当たり前ですが、これは収入と相談しながら予算を決める必要があります。
車が大きくなればなるほど維持費は高くつくと思います。
取り回し
キャブコンって
運転難しくないですか?
これ、意外とよく聞かれます。
私が前に乗っていたバンコンはハイエーススーパーロングがベースでしたので、全長が5,380mmでした。
対して今乗っているキャブコンは4,995mm。
いわゆる2・5サイズですが、運転はとても楽になりました。
小回りも効きますし、コインパーキングの車庫入れも余裕です。(高さ制限がなければ)
キャブコンだからと言って運転を心配することはないと思います。
数日運転すれば、すぐに慣れます。
どうしても自信がなければ、軽キャンやナローサイズのバンコンを検討されたらいかがでしょうか。
でも、例えばハイエースのナローサイズなら運転できると思われるなら、間違いなく2・5サイズのキャブコンも大丈夫です。
装備について
絶対あったほうがいいおすすめ装備を3つ
付いててよかった装備。
これは声を大にして言いたいのです。
家庭用エアコン
前車に付いていなくて、今の車には買った時から付いていたのが家庭用エアコンです。
というより、付いていたから購入を決めたとも言えます。
今回はおすすめの装備を3つ紹介しますが、1つだけに絞れと言われたら家庭用エアコンにします。
これは愛犬家だからということもあります。
それを度外視しても、車中泊を初めて6年ちょっとでこれほど快適な夏を過ごせたのは初めてでした。
もう夏に家庭用エアコンのない車中泊はできないと思います。
サブバッテリーを強化するとバッテリー残量を気にするストレスもなくより快適でしょうが、別に強化しなくても外部電源を繋げる環境のところに行けばいいだけです。
地球温暖化の影響でしょうか、日本の夏も年々暑くなってくる一方です。
キャンピングカーの家庭用エアコン、これから買うなら必須と言っていいと思います。
ちなみにこれはキャンピングカーに詳しい友人に教えてもらったことですが、家庭用エアコンは上の写真のように車内の後ろに前を向いて付いているタイプの方がおすすめということです。
横向きについているものも見ますよね。
あのタイプと比べると
エアコンの効き方が
全然違う!
らしいです。
それを聞いていたので余計にこの車に惹かれたのかもしれませんし、実際ひと夏乗ってみてその効きを実感できました。
FFヒーター
家庭用エアコンに暖房機能も付いていますが、バッテリーの消費がほぼ要らないという点でも、冬はFFヒーターが大活躍します。
前車にも今の車にも付いていたべバストのFFヒーターはガソリンを使うタイプですが、一晩中作動しても消費するのは2〜3リットルほどです。
排気は外部に付いているので、換気の必要もありません。
夏でも月に一度は30分ほど稼働させるなどのメンテナンスは必要ですが、月に一度ですからそれほど面倒でもなく簡単です。
これが付いているキャンピングカーは多くあるので、ぜひ付いている車を選んでください。
ベンチレーター
いわゆる換気扇です。
車中泊中は車内で簡単な料理をするときに火を使うこともあります。
そのときに怖いのが一酸化炭素中毒です。
窓を開ければ
いいんじゃないの
と思われるかも知れませんが、雨が強い日や暑いとき寒いときなど重宝します。
何よりこれは安全のためでもあります。
ちなみに予算的に家庭用エアコンを諦める場合、ほとんどのベンチレーターには逆回転という機能がついていて、扇風機のように使えたりもします。
これもご検討を。
その他あってよかった装備
3つと言いながら、どうしても紹介しておきたいので書きます。
マルチルーム
トイレになったりクローゼットになったり収納になったり、中にはシャワールームになっているものとか、マルチルームは無いよりある方が絶対便利です。
うちの場合はポータブルトイレとキャンプギア、あとゴミ箱を置いています。
車中泊をしていると、ゴミは思ってる以上に多くなります。
車の外にゴミ入れとして使える収納のある車種もありますが、いちいち外に出るのも意外と面倒なもの。
車内で完結させるのは重要なポイントになりますので、そういう意味でも多目的に使えるマルチルームはありがたいのです。
大容量冷蔵庫
旅に出ると買って帰ることが多いおみやげ。
冷蔵庫があると生鮮食品や冷凍食品もおみやげにできます。
そこに車中泊中の自分たちの食材を入れるとなると、大容量タイプの方がたくさん入ります。当たり前だけど…
今の車には90リットルの冷蔵庫が付いていました。
実は前々からずっと憧れていて。
これもこの車を購入する決め手になったと言っても過言ではありません。
中です。↓
ただ冷蔵庫は小さいタイプでも、それと別にクーラボックスやポータブル冷蔵庫を用意することでカバーできます。
前車に付いていたのは40リットルの冷蔵庫(エンゲル)でしたので、いつもクーラーボックスも積んでいきました。
そういえば、別に装備が付いてなくても代用できるものも多いですよね。
装備に変わる便利なアイテム
便利すぎて、今の車に乗り換えてからも使っている装備をご紹介します。
・大容量ポータブル電源
BLUETTI AC200Pポータブル電源を使い倒しています。
外部電源を繋げられる場所での車内ではほぼ使いませんが、外部電源がない場所で車中泊をするときに、サブバッテリーの消費を減らすためにこれを中心に使っています。
キャンプ場で外で使うこともよくあります。
とにかく長持ちしてくれるのでとても便利です。
・自宅と共有の電子レンジ
購入時に電子レンジがついていなかったので、アイリスオーヤマの電子レンジを購入しました。
電子レンジも安くなったものですね。
昭和時代の
電子レンジの高かったこと
この電子レンジの使い勝手がとてもよく、自宅でも使うようになりました。
犬たちに手作りササミジャーキーを作るのに大活躍してます。
車中泊で使いそうな時だけ、車に積んでいきます。
上のBLUETTI AC200Pポータブル電源だと電子レンジが余裕で動きます。
紹介した大容量ポータブルバッテリーと電子レンジをオートキャンプ場で嬉々として使っている様子は、この動画でもご覧いただけます。↓
・カセットガスコンロ
今の車には常設の2口コンロが初めから付いていました。
これもよく使います。
それでもダイニングのテーブルで鍋をしたり、おでんを食べたりするときにはやっぱりカセットコンロが便利なんですよね。
イワタニ カセットコンロ タフまるJrを使っていますが、外でも車内でも大活躍です。
これを購入してから普通のカセットガスコンロは使わなくなりました。
・ホットプレート
妻がコソッと買っていたのが、 BRUNO ブルーノ コンパクトホットプレート。
コスパ最高です。
こちらもこれを買ってから他のものは使わなくなりました。
ちなみにこれも上で紹介したBLUETTI AC200Pポータブル電源で余裕で使えます。
この動画の中で使い倒してます。ぜひ↓
最後に背中を押します
2年半前になりますが、まだ前車に乗っているときに作った「8年前の自分に伝えたい~中古でいいからすぐにキャンピングカーを買いなさい」という動画があります。
自分で言うのもなんですが、
この動画を見て
キャンピングカーを買う
決心がつきました!
という方も多いのです。(これほんと)
ここにあれこれ書くよりも、購入に踏み切れない、迷っておられる方はぜひこの動画だけは見て下さい。
人生は長いようで本当に短い。
あっという間です。
今日も最後までご覧いただきありがとうございました。
記事が少しでもお役に立ちましたなら、
下のSNSボタンからシェアをして頂けると嬉しいです。
はじ丸
Twitterもしています。(ブログ更新告知あり)